ANA、737-8を6月受領 新仕様787-9は8月に
プレミアムエコノミークラスの特徴は、従前の機材と同様に、前の席がリクライニングされても、自席の空間が圧迫されないこと。そして、電動リクライニングを採用し、スムーズなリクライニングを実現したこと、あぐらをかくことができる、水平まで調節できる電動レッグレストなどが挙げられている。
水平まで調節できるレッグレストを特に期待して搭乗したが、確かに足を支えてくれる感覚はあるものの、重さをかけると少ししなる仕様になっており、正直中途半端。ビジネスクラスのフルフラットで水平リクライニングでくつろげる感覚とは似て非なるもの。少し拍子抜けの印象をうけた。
とはいえ、隣の席の人が気にならないようにプライバシーが確保されていると強く感じる。エコノミークラスと比べた大きな違いとして、このプライバシーの確保が、事前の想像よりも、実際の印象が唯一上回った。
それ以外の違いについて、エコノミークラスとプレミアムエコノミークラスの運賃差額に応じた違いを見出せるかは正直難しい。食事やドリンクがほぼ同一であり、プレミアムエコノミークラスにはラウンジアクセスがつくが、上級会員などではあまり関係がなくなる。
プロダクトは比較的良いが、ビジネスクラスほどの革新さがなく、エコノミークラスの上質さに突き上げられるプレミアムエコノミークラスは、正直評価が難しいものがあると言わざるを得ない。
従前のフラッグシップ機に比べ座席数が増加したエコノミークラス。座席数増加と聞くと「詰め込み仕様?」と想像してしまうが、快適さは大きく変わらないなと感じた。
レッグレストがスリム化しているため、隣の席の人がはみ出してこないという条件付きではあるが、個人の使える広さやそれに伴う快適さはキープしている印象だ。
また、前の座席との間隔も十分確保してあり、従前の「新・間隔エコノミー」の思想を継承している印象を受けた。海外発の機内食は、正直、ばらつきがあるものの、日本発の機内食は工夫が凝らしてあるメニューがほとんどで、食べていておいしいのはもちろん、退屈な機内でよい刺激をもらえるだろう。
機材のスペックからして、総合的にエコノミークラスの快適性がキープされているといえる。ただ、従来機(ボーイング777型機やボーイング787型機のJAL SKY WIDER座席)のレベルが高いがゆえ、座席やサービスについてはほぼ変化がない。機内エンターテイメントの端末や、エアバスA350型機の静音性などでは確かにエアバスA350型機が上回るから、複数の選択肢があればぜひエアバスA350型機のフライトを選択したいところではあるのが本音だが、従来機も決してはずれではないと感じている。
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