就航から2年、JAL最新鋭機!エアバスA350-1000型機の全クラスに乗ってみた 一番コスパのよかったのは○○クラス!?【コラム】

日本航空(JAL)の超豪華個室のファーストクラスをはじめとした、革新的な客室設備が特徴のA350-1000型機は、デビューから2年が経った今でも、高い注目を集めていることは言うまでもないだろう。

筆者は、このA350-1000型機のファーストクラス・ビジネスクラス・プレミアムエコノミークラス・エコノミークラスの全4クラスに搭乗した。今回はそれぞれの座席クラスを振り返りながら、一番”コスパ”の良い座席クラスを独断で決めてみたいと思う。

飛行機の中? 忘れてしまうほどのファーストクラス

最新機材のファーストクラス、デビュー直後(2024年2月)に搭乗した際の記録を、ファーストインプレッションを中心とした前編と、長時間フライトでの過ごし方にスポットライトをあてた後編に分けてお届けした。当時も、飛行機の中であることを信じられなくするような、革新的な空間であったことは間違いない。そして、JALの客室乗務員のサービスはその空間に見合う上質さがあるのも言うまでもない。

当初、本記事を上梓した際は、メディアでの搭乗記はなかったが、昨今では様々なメディアや個人のブログの記事が散見されるようになった。記事的には目新しさはなくなってきてしまったのかもしれないが、この贅沢な空間は言葉でも写真でも言い表しがたいものであるから、是非読者の皆さんにもご搭乗をお勧めしたい。

気になる「コスパ」は、正直測りにくい、というのが率直なところだ。欧米へのファーストクラス往復は有償航空券で100万円を超え、マイルを使った特典航空券ではそもそも予約すること自体が難しい。その高価さや難易度に見合うプロダクトであるのも事実だが、他の座席クラスも見てみることにしよう。

まるでファーストクラス? プライベート性が増したビジネスクラス

A350-1000型機のファーストクラスとビジネスクラスには、JALで初めてとなる扉が設置された。さらに、横幅を広くとられた「1-2-1」配置のビジネスクラスは、もはやファーストクラスだと紹介されても遜色ないプロダクトだ。

事実、JALの主力機材であるボーイング777-300ER型機のファーストクラスと同じ座席配置であり、777-300ER型機のファーストクラス(画像)には扉がないため、座席だけで見ると、A350-100型機のビジネスクラスは張り合える(と思っている)。

ただ、筆者が東京/羽田~ロンドン/ヒースロー線に搭乗したときに感じたのだが、ビジネスクラスは全部で54席あり、数名の客室乗務員で配膳を行うため、ほぼ満席の状態だと機内食の配膳に時間がかかる。最初の機内食の配膳まで1時間程度、その後、食べ終わったらすぐ次の料理がでる、わけではなく、少し待たされるという印象だった(上述のファーストクラスに先に搭乗してしまったからなおさら…)。

アラカルトのメニュー(一例としては、期間限定で提供された人気駅弁「牛肉どまん中」を機内食にアレンジしたメニューなど)など、楽しめる要素は多々あると思う。とはいえ、個室感たっぷりのビジネスクラスは完成度は高い。

ただ、サービスを含めた総合的な満足度は、便や状況、そして人の感じ方によってまちまちなのではないか。筆者は、ファーストクラスに乗った後にビジネスクラスに乗ると、サービスに時間がかかり、コースの提供中に眠気を催すこともあった。このビジネスクラスの座席はファーストクラス並みでも、ファーストクラスのクオリティとは異なる、ということを痛感させられた。

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