嵯峨野観光鉄道、新型トロッコ列車を2027年春導入

嵯峨野観光鉄道は、新型トロッコ列車を2027年春に導入する。

編成は5両で、牽引車1両と客車4両の1編成。従来の車両よりも座席間隔と通路幅を拡大し、天井と側面をガラス張りとして開放感ある車内にした。また4号車の一部にはグループで利用できる縁台型の特別室を設ける。さらに4か国語対応の車内表示器も設置する。

デザインコンセプトは、保津峡の渓谷美、旧山陰線の汽車旅、嵯峨野・嵐山の風情を組み合わせた世界観。ロゴは従来の意匠を継承し、紅葉、桜、清流、土木遺産のトンネル、竹林を象徴する笹の円環を織り交ぜる。

デザイン監修はGKデザイン総研広島。現在の車両は2026年の営業運転で引退する予定。