京急と京成、空港アクセスの充実に向けて共同検討 特急車両共通化を検討

京浜急行電鉄と京成電鉄は、空港アクセスのさらなる充実に向け、共同検討に合意した。

次世代運行システムの導入に向けて、地上設備や車両の共通化などの研究、検討を進める。京浜急行電鉄は、京成電鉄が2028年度より運行を計画している新型有料特急車両との共通化も検討する。

京成電鉄は5月、押上〜成田空港間に新型有料特急を2028年度にも導入し、空港と都心間の輸送力を増強することを明らかにしていた

沿線の観光拠点への相互送客を推進するため、イベントの実施や企画乗車券の販売も予定している。両社の株主優待を拡充し、株主優待乗車証と企画乗車券の交換制度を開始する。