
スパリゾートリブマックス、8月9日リニューアルオープン
西武・プリンスホテルズワールドワイドは、Ace Group Internationalを完全子会社化する。
エース・グループ・インターナショナルは、アメリカ・ニューヨークに本社を置く、ライフスタイルホテルブランド「エースホテル」を展開する企業。1999年にアメリカ・シアトルに初号店をオープン。アメリカ、カナダ、オーストラリア、ギリシャ、日本に8軒のホテルを展開している。日本では、エースホテル京都を2020年6月にオープン。旧京都中央電話局を一部保存・改修の上で再開発した、建築家の隈研吾氏が監修した複合施設「新風館」に位置し、客室数は213室。
株式の取得は新会社、Ace Hotels Worldwideを通じて実施し、9月にも完了を見込む。取得額は最大9,000万米ドル程度。株式取得後の役員体制は、エース・グループ・インターナショナルとブラッド・ウィルソン会長とクリス・ペン最高経営責任者(CEO)、西武・プリンスホテルズワールドワイドの金田佳季代表取締役社長と赤松衛一取締役常務、大隅ヴィクター勝利 エグゼクティブ・リージョナル・ヴァイス・プレジデント・アメリカの計5名となる。
西武・プリンスホテルズワールドワイドは、ラグジュアリーからミッドスケールまで10ブランドのホテル86軒やゴルフ場31か所、スキー場10か所を有している。2035年までに国内で100軒、海外で150軒の計250軒のホテルの展開を目指すとしていた。西武・プリンスホテルズワールドワイドは日本や東南アジア、オーストラリア、中東、エースホテルは北米や欧州で出店経験やノウハウを有しており、相互にノウハウを補完し、開発をサポートする。国内外に約252万人の会員を有するSEIBU PRINCE CLUBはの会員網拡大も見込む。
西武ホールディングスは2035年までに、ホテルの改装や海外ホテルの買収に約3,000億円を投じるとしていた。2025年3月期は東京ガーデンテラス紀尾井町の流動化などが寄与し、営業利益は2,927億円を計上している。