
大阪・関西万博、公式チケットサイトで日時指定チケットのみ販売 通期パスと夏パス販売終了
ブランドUSAは、都内で「ジャパンセールスミッション2025」を7月24日から25日にかけて開催した。
28の観光局やサプライヤーから35名が来日し、ツアーオペレーターや旅行会社などの業界関係者と700件以上の商談を行ったほか、業界関係者向けの教育セミナーを開催した。アラバマ州観光局とオーランド観光局が初参加した。28日には大阪で追加プログラムを開催し、関西の旅行業界関係者向けのセミナーと大阪・関西万博のアメリカパビリオンの視察ツアーも行った。
メディア向けには25日にプレゼンテーションが行われ、フロリダ州やコロラド州、テキサス州などの最新情報を共有した。
今回のセールスミッションを率いたブランドUSAのシニア・バイス・プレジデント(グローバルマーケット担当)兼 チーフ・トレード&プロダクト・ディベロップメント・オフィサーであるマルコム・スミス氏は、2024年の日本からの入国者数は前年比21%増の180万人を超え、今年も上昇傾向は続いている。ヒューストンやシアトル、シカゴへの新路線も良い効果をもたらすと期待している。日本からの需要はMLB観戦が多いが、 ゲートウェイだけでなく以遠のデスティネーションにも足を延ばしてもらいたいと考えていると話した。
米国商務省・国家旅行観光局によると、2024年のアメリカへの海外送客市場で日本は5位を占める。今年上半期にはイギリス、インド、ブラジルに次いで4位となった。7月時点の座席供給数は前年比3%増となり、2019年比97%にまで回復している。
アメリカでは 2026年は建国250周年、ルート66制定 100 周年、FIFAワールドカップ、2028年はロサンゼルス夏季オリンピック、 2034年のソルトレークシティー冬季オリンピックまで、これら以外にも大きなイベントが続く。これらのような大規模イベントの魅力を誘客に活かすべく、 新しいブランドキャンペーン「アメリカ・ザ・ビューティフル」を始めている。まずは特設サイトをローンチしており、今後は日本を含む主要8市場で広告展開を行う。