
マレーシア航空、東京/成田〜クアラルンプール線にエアバスA330-900型機を導入 9月29日から
マレーシア航空の親会社、マレーシア・アビエーション・グループ(MAG)は、エアバスA330-900型機20機のオプションを行使し、追加発注した。
2022年にワイドボディ機更新プログラムの一環として20機を発注。2024年11月に初号機を受領し、現在は4機を保有している。すでに発注している20機は、アボロンへのセール・アンド・リースバックもしくはアボロン発注分からリースで導入する。これにより、同型機の発注は40機に拡大した。すでに4機を運航しており、年内にさらに6機を受領する。初回発注分は2028年にかけて導入し、追加発注分は2029年から2031年にかけて受領する。
現在保有している機体には、ビジネスクラス28席、エコノミークラス269席の計297席を配置している。より広い個人スペースや手荷物収納棚、最新の機内エンターテインメント、高速Wi-Fiを提供している。アジア太平洋地域のほか、中東の一部路線にも投入を予定している。
追加発注により、乗客の快適性や燃費効率の向上、主要市場での競争力強化を見込む。