JR東海の“最高の新幹線”N700S 従来型N700Aと何が違うのか
福岡市地下鉄、4000系を11月29日運行開始
福岡市地下鉄は、空港線・箱崎線での新型車両「4000系」の運行を、11月29日から開始する。
開業以来運行している、1000N系車両の置き換えのため新造した。2024年度末時点で3編成18両を保有しており、2027年度末までに全18編成を更新する。一番列車は姪浜駅を午後3時発福岡空港駅行き。
車両前面と側面上部には、空港線・箱崎線を走行する1000N系、2000N系で採用されているブルーのラインを継承した。側面の車体中央には、「空の玄関口」である福岡空港と希望の未来をイメージした「スカイブルー」を採用した。
車内の案内表示器は3連ディスプレイで、2画面を路線図や運行案内、1画面をニュース・広告に使用する。6号車にはフリースペースを設ける。ベビーカーや車いすが利用しやすい広いスペースに、小さい子どもが景色を見られる低い位置まである大きな窓を配する。また、キャリーバッグを利用しやすい座席も設置する。
各車両に4台の車内防犯カメラを設置し、乗務員だけでなく運輸指令所の交通局職員も遠隔監視ができる。列車と交通局を専用回線でつなぐもので、リアルタイム監視機能は地下鉄では初としている。また、同期リラクタンスモーターを採用し、誘導モーターを使用する既存車両よりも20%程度、使用電力量が減る。