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アラスカ航空グループ、ハワイアン・ホールディングスの買収完了
アラスカ航空グループは、ハワイアン・ホールディングスの買収を完了した。
アラスカ航空とハワイアン航空は、独自のブランドを維持する。近日中に両社のマイレージアカウント間でのマイルの移行機能を提供するほか、フライトを相互に予約できるようにする。
アラスカ航空グループは、「ワンワールドアライアンスや世界中のパートナーの広大なネットワークを通じて、国内外の目的地へのお客様のアクセスが拡大し、地域社会に貢献してきた長い歴史を持つ2つの強力なブランドを通じて、お客様に素晴らしい体験を提供できるようになります」としている。
アラスカ航空グループのベン・ミニクッチ最高経営責任者(CEO)は、「アラスカ航空にとって、ハワイアン航空と正式に合併する本日は歴史的な日です。アラスカ航空とハワイアン航空は、受賞歴のあるサービスで地域社会を結びつけることに大きな誇りを持っており、両ブランドの独自性を体験していただくために、さらに多くのお客様をお迎えすることを楽しみにしています。アラスカ航空、ハワイアン航空、ホライゾン航空は、230年以上にわたり、お客様に空の旅を提供し、地域社会に貢献してきました。その伝統を基盤に、私たちは共にさらに強くなることを確信しています。お客様が期待する優れた運航を提供し、世界中のほぼどこにでもシームレスに旅行できるオプションを拡大し、投資を刺激する財務の安定性と価値を確保します」とコメントした。
これにより、ホノルルはシアトルに次いで2番目に大きい拠点となる。ロサンゼルス、サンフランシスコ、ポートランド、サンディエゴ、アンカレッジの拠点を維持する。保有機材はボーイング787型機を2機、エアバスA330型機を24機、エアバスA321neoを18機、ボーイング737型機を235機、ボーイング717型機を19機、エンブラエルE175型機を44機など350機を有するグループとなる。従業員数は33,000人以上となる。
両社は現在、単一の航空会社として運航すべく、アメリカ連邦航空局(FAA)から単一の運航証明書を取得する作業を実施している。統合プロセスの後半まで、ウェブサイトや予約システム、マイレージプログラムはそれぞれ維持する。
今後数か月以内に、両社相互に搭乗でマイルを獲得できるようにする。2025年初頭には、マイレージプランのマイルをハワイアン航空の特典航空券への交換に対応する。
ハワイアン・ホールディングスの株式は9月18日付けで上場廃止となる。