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IHGとホテルマネージメントインターナショナル、「クラウンプラザホテル」3軒をリブランド開業 2026年上半期に
IHGホテルズ&リゾーツとホテルマネージメントインターナショナルは、3軒のホテルをリブランドすることに合意した。
ザ クラウンパレス新阪急高知を「ANAクラウンプラザホテル高知」、ホテルクラウンパレス浜松を「ANAクラウンプラザホテル浜松」、ホテルクラウンパレス知立を「ANAクラウンプラザホテル知立」に、大規模改装を経て、2026年上半期にそれぞれリブランドオープンする。宴会場やプール、複数のレストランを有するフルサービスのホテルで、観光やビジネスで利用されている。
いずれもリブランドによる客数の増加を見込んでおり、浜松では特にヤマハやホンダなどのインドと多くの取引がある企業関係者の来日時のビジネス需要、インドで急速に増加する中間層による観光需要を目指す。IHGホテルズ&リゾーツはインドに50軒以上のクラウンプラザホテルを展開しており、ロイヤリティプログラムを通じた顧客獲得も見込む。
ホテルマネージメントインターナショナルは、パールシティやクレストンホテルなど7ブランドのホテルや旅館43軒を日本各地に展開している。鴨川と勝浦のホテル三日月や、つま恋リゾートを取得するなど、業容を拡大している。比良竜虎社長はインドで1948年に生まれ、1976年に日本に帰化した。1921年に日本製の絹の輸出に従事する50社のうち1社として日本に招かれ家業を開始。1970年にサンルートホテルシステムに共同出資し、ホテル業に進出した。すでにマリオット・インターナショナルとも7軒のホテルのリブランドに合意しており、さらに今後、新たに10軒程度を外資系ブランドへリブランドする方針だという。
IHGホテルズ&リゾーツは、日本国内で8ブランド47軒のホテルを展開している。今後3年間でリージェント、ヴィニェット コレクション、ガーナーの3つのブランドが日本に進出する。さらに15軒のホテルの開業を予定している。