サテナ、ATR42-600型機を直接購入で初導入
ACIAエアロリーシング、ATR72-600型機に大型貨物ドア設置 8月から
ACIAエアロリーシングは、ATR72-600型機の貨物機への転換を開始する。
今年に5機を購入し、そのうち1機(製造番号:MSN1239)で大型貨物ドアを設置する改修を8月から開始する。作業はアメリカ・アイダホ州のエンパイア・エアロスペースで開始され、2025年第1四半期までに改造と最終認証が完了する見通し。当初は2022年に予定していたものの、旅客機に対する需要が持続したことから延期していた。
ACIAエアロリーシングでは、これまでにもパタヤ航空やエアリンクに貨物機改造機を納入している。過去18ヶ月では、ATR72型機の貨物機の納入は8機に達し、大型貨物ドア(LCD)機は6機が含まれている。アジア太平洋地域で新たな市場機会を模索する複数の見込み顧客や既存顧客、運航事業者と活発な議論が行われているという。
ACIAエアロリーシングは、ACIAエアロキャピタルの子会社。アイルランドに本社を置き、フランス、イギリス、南アフリカに拠点を構える。世界21か国以上の航空会社に、70機のリージョナル機や貨物機をリースしている。