エバー航空、中原大学と「ESGイノベーションデザインコンペティション」を開催

エバー航空は、台湾の中原大学と「ESGイノベーションデザインコンペティション」を開催した。

エバー航空では1,200個近い航空貨物用パレットやコンテナ、毎年交換が必要なストラップやネットなどの付属消耗品を80トン使用しており、これらの素材のより持続可能なサイクルを生み出すため、2023年から中原大学とコンペティションを開いている。2023年には333件の応募があり、反響が大きかったことから、今年は規模を拡大した。

今年は空間デザイン部門と商業プロダクトデザイン部門の2部門に分けて行われ、26大学と約600名が参加した。対象は航空貨物パレット、ストラップ、ネットに加え、デザイン要素には機内ブランケットも追加した。選考基準は創造性、環境との融合、実用的な機能性で、プロのデザイナーで構成された審査員による厳正な審査のもと、最終的に20作品が選出された。エバー航空は、目的地が自由に選べる往復プレミアムエコノミークラス航空券2枚を含む33枚の航空券を賞品として提供した。

授賞式は、エバー航空のクレイ・ソン社長と中原大学のクワンチェン・チャン理事長が出席し、台北の松山文創園区内で行われた。また、企業の持
続可能性を主軸に、コンペティションの優秀作品やエバー航空の取り組みを紹介するイベント「Green Future」展を5月17日から4日間開催した。

ソン社長は、「航空業界はあらゆる世代のお客様にサービスを提供し、環境問題の最前線に立ち続けています。気候変動がもたらす脅威に直面する今、より持続可能なサービスを創造・提供するために努力することが急務であります」と述べた。

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