スクートのエンブラエルE190−E2初号機、シンガポールに到着

スクートが初めて受領したエンブラエルE190-E2型機が、4月15日午後にシンガポール・チャンギ国際空港に到着した。

リース会社のアゾーラを通じて導入するもので、発注した9機のうち初号機。4月11日に、ブラジルのサン・ジョゼ・ドス・カンポスで受領していた。エアバスA320ファミリー、ボーイング787型機に次ぐ機体の導入となり、「エクスプローラー3.0」と名付けている。チャンギ国際空港では、放水で迎えられた。

レスリー・トゥン最高経営責任者(CEO)は、「本日、当社初のE190-E2型機をシンガポールで迎え入れることができて、大変嬉しく思います。スクートにとって新たな章の始まりであり、全スタッフの努力の賜物です。また、シンガポール民間航空庁(CAAS)、チャンギ・エアポート・グループ(CAG)、エンブラエル、SIAエンジニアリング・カンパニー(SIAEC)など、E190-E2 型機の就航準備のためにこの1年間緊密に協力をいただいた大切なパートナーに感謝いたします。今後、新しい航空機でお客様をお迎えできることを楽しみにしております」とコメントした。

スクートは、4月に2機を受領し、5月7日からシンガポール〜クラビ・ハートヤイ線で同型機の運航を開始する。さらに、シンガポール〜サムイ線を5月13日から1日1往復、シンガポール〜シブ線を6月5日から週3往復で運航を開始し、就航都市を69都市に拡大する。

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