JAL、家庭の廃食油をSAF原料として活用 横浜市で回収

日本航空 JAL/JL ボーイング787-9 JA863J

日本航空(JAL)は、家庭の廃食油を回収し、持続可能な航空燃料(SAF)の原料として活用する。

国内資源循環による脱炭素社会の実現に向けたプロジェクト「FRY to FLY Project」に参画する横浜市とともに、家庭で発生した廃食油を、イオンフードスタイル鴨居店で回収する。

各家庭専用の回収ボトルで集めた廃食油を、店舗に設置された回収ボックスで回収。その後にSAF製造工場に搬入し、製造されたSAFを航空機の運航に使用する。

3月16日・17日と4月20日・21日、5月13日〜19日にトライアルを実施し、6月5日から本格回収を開始する。今後はこの取り組みを横浜市全域から全国の他の地域への展開を目指す。