ルフトハンザ、フランクフルト〜東京/羽田線にボーイング747-400型機 約1年ぶりの投入

ルフトハンザ・ドイツ航空のボーイング747-400型機(機体記号:D-ABTK)が1月16日、フランクフルト発東京/羽田行きのLH716便として飛来した。同便には通常、ボーイング747シリーズの最新型である747-8型機が使われており、旧来型の747-400型機が同便に投入されたのは、2022年12月16日以来、1年1か月ぶりと見られる。

747-400型機はかつて、日本航空(JAL)や全日本空輸(ANA)など国内キャリアでも主力機として活躍していたが、現在は日本国内でその姿を見かける機会は少ない。アシアナ航空が不定期的に東京/成田〜ソウル/仁川線に投入しているものの、日本路線に定期投入している航空会社はない。

ルフトハンザ・ドイツ航空 LH 747-400

747-400型機は全長70.66メートル、全幅64.44メートルで、747-8型機(全長76.3メートル、全幅68.40メートル)と比べて一回り小さい。今回飛来したルフトハンザ・ドイツ航空の747-400型機はビジネスクラス67席、プレミアムエコノミークラス32席、エコノミークラス272席の3クラス構成371席仕様。一方で通常投入されている747-8型機は、ファーストクラス8席、ビジネスクラス80席、プレミアムエコノミークラス32席、エコノミークラス244席の4クラス構成364席仕様となっている。両機とも、2階席にあたるアッパーデッキにはビジネスクラスが配置されている。

747-400型機が投入されたLH716便は、フランクフルトを現地時間1月15日午後1時58分に出発し、東京/羽田には日本時間16日午前10時29分に到着。その後、折返しのフランクフルト行きLH717便として東京/羽田を午後0時36分に出発した。