ジェットスター・ジャパン、指名ストライキ 27日は24名に拡大

ジェットスター・ジャパン

ジェットスター・ジャパンの労働組合、ジェットスター・クルー・アソシエーション(JCA)は、あさって12月27日に24名が指名ストライキを実施すると明らかにした。

機長3名、副操縦士5名、客室乗務員16名がストライキを実施する。乗務予定便は重複を除くと国内・国際線の35便。22日は4名、23日と24日は8名、25日は9名がストライキを実施していた。26日は14名がストライキを実施する。

JCAは、パイロットと客室乗務員で組織する労働組合で、2018年7月に結成した。12月1日から勤務変更の依頼拒否のソフトストライキを実施していた。その後、21日夜までに交渉がまとまらず、22日から指名ストライキに突入した。24日と25日に各2便が欠航となったものの、JCAはストライキの影響、会社側は体調不良によるものと発表している。

JCAによれば、会社側は26日に団体交渉を申し入れたものの、JCA側から出席する執行委員の勤務調整を申請したところ、会社側が勤務調整の都合がつかないと回答したため、27日以降になる見通しとしている。