ブリティッシュ・エアウェイズとJAL、ロンドンバスでアフタヌーンティー 都心を走行

ブリティッシュ・エアウェイズは日本就航75周年を記念して9月10日、共同事業パートナーの日本航空(JAL)とコラボして、都内を走るロンドンバスでアフタヌーンティーツアーを実施した。車内では両社の客室乗務員が紅茶の提供などのサービスを行った。

バスは1960年代にロンドン市内を実際に走っていた車両で、現在はイベント用として都内で運行されているもの。普段は赤一色の車体だが、コラボイベントに合わせて、ブリティッシュ・エアウェイズとJALの機体やロンドンの観光地の写真がラッピングされた。ツアーは日本橋三越前から芝公園を経由して京橋駅までを走行する約1時間の行程で、スコットランド発祥の焼き菓子のスコーンや、ラズベリーヨーグルトのカヌレムースケーキ、タンドリーチキンとブラウンマッシュルームのバーガー、卵とサーモンのオープンスティックサンドウィッチ、ホワイトピーチグラノーラヨーグルトなどのメニューが提供された。ティーポットやティーカップ、ソーサーなどはブリティッシュ・エアウェイズの機内で使用しているものを用意したという。

ブリティッシュ・エアウェイズは、1948年3月19日にイギリス〜日本間の旅客便運航を開始。同社の前身企業のひとつである英国海外航空(BOAC)が、当時イギリス南海岸のプールから香港間まで運航していた路線を岩国まで延長する形だった。当時の機材は22人乗りのプリマス型水上飛行艇で、プールから岩国まで6日間を要していた。

JALとは2012年10月から共同事業を開始。現在は両社合わせて東京/羽田〜ロンドン/ヒースロー線を1日最大4便運航している。ブリティッシュ・エアウェイズは日本就航75周年を記念して、最新のビジネスクラスシート「クラブスイート」を備えたボーイング777-300ERを10月31日から同路線に導入する。