ニュージーランド航空、短距離路線向けに4機導入 2024年以降に

ニュージーランド航空(ATR42-600型機)

ニュージーランド航空は、2024年後半にも短距離路線向けに4機を導入する。

新たに導入するのは、ATR72-600型機とエアバスA321neoのそれぞれ2機。これにより、年間768,000席の供給増加につながるとしている。ATR72-600型機はタウランガやネルソンなどの地方都市へ就航し、地域ネットワーク全体の高い需要に対応する。エアバスA321neoはタスマン路線や太平洋諸島路線に投入する。

すでにニュージーランド国内線は、20都市へ1日平均425便を運航し、コロナ前の運航能力に戻っている。航空需要は引き続き高く、通常より航空券の価格が上昇しているとしており、供給座席数を増やすことで需要を獲得したい考え。一方で、コストの上昇により、コロナ前の水準まで航空券価格が戻る可能性は低いとしている。

これにより、ボーイング787型機8機、エアバスA321型機6機、ATR72-600型機2機の計16機を、2024年から28年にかけて受領することになる見通し。また、ボーイング777-300ER型機の運用追加により、計8機体制での運航を予定している。

詳細はこちら