ANA、777-300ER「イーブイジェットNH」公開 格納庫でポケモンがダンス披露

全日本空輸(ANA)とポケモンは、8月31日から運航を開始するボーイング777-300ER型機の特別塗装機「イーブイジェットNH」(機体記号:JA784A)を羽田空港の格納庫でお披露目した。

ポケモンが展開する「そらとぶピカチュウプロジェクト」との連携第2弾となる機体。第1弾の「ピカチュウジェットNH」(ボーイング787-9型機、機体記号:JA894A)は6月4日から国際線に就航している。

機体には、様々な姿に進化できる可能性を秘めているイーブイと、その進化形となる8種類のポケモンたちが、ピカチュウと一緒に未来に向かって力強く前進していく姿を描いた。機体左側にはイーブイ、サンダース、ブースター、シャワーズ、エーフィ、ブラッキーの6匹、右側にはピカチュウ、イーブイ、ニンフィア、リーフィア、グレイシアの5匹が描かれている。

塗装作業は中国・厦門で機体整備事業を手掛けるHAECO Xiamenで約1か月かけて行われた。フェリーフライトのNH9412便は厦門を現地時間8月29日午前2時50分に出発し、東京/羽田には午前7時30分に到着した。

機内では「ピカチュウジェットNH」のものと同様のデザインの客室乗務員用エプロンやヘッドレストカバー、カクテルナプキン、紙コップを用意。オリジナルのボーディングミュージックも流す。「イーブイジェットNH」オリジナルデザインの搭乗証明書もプレゼントする。

お披露目会には、イーブイとパイロット姿のピカチュウが登場。ANAマイレージクラブ会員の中から抽選で選ばれた100名の招待客を前に、8匹のイーブイたちがダンスを披露した。

初便は8月31日の東京/羽田発ロンドン/ヒースロー行きNH211便となり、10月28日までは道路線のほか東京/羽田〜ニューヨーク・サンフランシスコ線に投入される。運航期間は約5年間を予定している。