スウェーデン政府、テロ脅威レベルを引き上げ 外務省がスポット情報

外務省

外務省は、スウェーデン政府が8月17日、スウェーデンでのテロ脅威レベルを3(増大した脅威)から4(高い脅威)に引き上げたとして、スポット情報を発出した。

1月にストックホルム市内でコーラン焼却集会が開かれ、さらに、6月以降にも同様の集会などが行われたことによりよるもの。スウェーデン政府は、スウェーデンや同国の権益を標的とする脅威情報が増加し、治安状況が悪化したとしている。

テロ脅威レベルは5段階で、レベル4への引き上げは2015年11月から2016年3月以来、2度目となる。

外務省では、スウェーデンに渡航・滞在を予定している人に対し、報道などを通じた最新の治安情報の収集に努め、周囲の状況に一層の注意を払いながら、テロ被害の予防を十分に意識した慎重な行動を心がけてるよう求めている。