MRO JapanとEFW、エアバス機の貨物機改修で基本契約 初号機は来年10月以降の改修目指す
キャセイパシフィック航空、純利益42.6億香港ドル 1月〜6月期
キャセイパシフィック航空は、2023年1月〜6月期決算を発表した。純利益は42億6,800万香港ドルとなった。
香港と中国本土の水際措置撤廃に伴い、運航便数を増やしたことや、需要が増加したことが追い風となった。3月には新型コロナウイルス感染拡大前の50%程度の運航規模にまで回復させた。
旅客収入は250億1,300万香港ドル、旅客数は780万人、座席利用率は87.2%となった。貨物収入は前年同期比で減少し、107億4,100万香港ドルだった。
子会社の香港エクスプレス航空も3億3,300万香港ドルの純利益を計上した。4月には新型コロナウイルス感染拡大前と同様の週420便規模に運航規模を回復させた。エアホンコンも4億200万円の純利益を計上した。
今後、年末までに優先株式のうち半分を97億5,000万香港ドルで買い戻す。残りも2024年7月までに買い戻すことを想定している。
新型コロナウイルス感染拡大前と比較した運航規模は、年末までに70%、2024年末までに100%に回復させる見込み。新たな客室プロダクトの導入も見込んでいる。