ジェットスター・ジャパン、エアバスA321LR型機3号機の運航を8月開始

ジェットスター・ジャパンは、エアバスA321LR型機の3号機(機体記号:JA28LR)の投入を、8月1日から開始する。

東京/成田〜沖縄/那覇線に追加投入し、同型機で1日最大3往復を運航する。この他に夏スケジュール期間中、東京/成田〜札幌/千歳・福岡線にも同3往復を投入する。

3号機のフェリーフライトは、ハンブルクを7月14日夜に出発。アブダビとハノイを経由して、東京/成田には7月17日の午後7時59分に着陸、同8時12分に702番スポットに到着した。

A321LRは従来型のエアバスA320ceoの長胴・長距離型で、「LR」は長距離を意味する「Long Range(ロングレンジ)」の略。航続距離はA320ceo比で83%長く、約3,000〜5,500キロ圏内に航行可能となった。CFMインターナショナル製のLeap1A-32エンジンを搭載し、燃費も20%向上(A320型機比)している。

客室は全席エコノミークラスで、A320ceoよりも58席多い238席。シートはレカロ製のBL3710で、座席幅は46.2センチ、シートピッチは平均71.1センチ。各座席に充電用のUSBポートを設けている。初号機(同:JA26LR)は2022年6月に受領し、同7月1日に東京/成田〜福岡線でデビュー。同11月11日には2号機(同:JA27LR)も運航を開始している。

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