アラスカ航空、飛行機で1年間大学に通学した学生に「定期券」プレゼント

アラスカ航空は、航空機で大学に1年間通い続けた学生に、年間定期券をプレゼントした。

カリフォルニア大学バークレー校の学生が、高額に家賃を払わずに済ませるため、ロサンゼルスから1年間、週3回飛行機で通学した。搭乗した238便のほとんどでアラスカ航空を利用し、家賃として支払うはずだった推定2万米ドルに対し、駐車場代金や公共交通機関の運賃を含めて5,592.66米ドルで済んだという。

アラスカ航空を選んだのは、運航頻度とマイレージプログラムが決めてだったといい、当日の変更が可能であることも最も価値のある特典の一つだったという。以前からアラスカ航空のマイルをためており、85万マイルを保有していたという。

ラウンジで宿題をした後、公共交通機関でダウンタウンに行き、シャトルバスに乗り継いで午前10時10分の授業に出席。夕方の便で帰宅する生活を繰り返していた。5月には交通工学修士課程で学位を取得し、現地紙でも話題となった。

アラスカ航空では卒業祝いのサプライズとして、カリフォルニア州、アリゾナ州、ネバダ州、ユタ州内を旅行できる、「フライトパス・プロ」1年分をプレゼントした。

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