プレエコとフルフラットビジネス、1つの座席で Butterflyが単通路機向け新シート公開

Butterfly Flexible Seating Solutionsは、2つのタイプの座席に変換できる新シートをエアクラフト・インテリア・エキスポ(AIX)で公開した。

エアバスA321neoやボーイング737 MAXなどの航続距離が長い単通路機向けの「2-2」配列のシートで、短距離や昼行便向けライフラットシートと、隣接する2席を使った夜行便向けの全席が通路に面したフルフラットシートに簡単に変換できる。隣接する座席は前後に差を設けている。機内エンターテインメントは最大18インチモニターを設置できる。

ライフラットシートはリージョナルビジネスクラスやプレミアムエコノミー、フルフラットシートはビジネスクラスとしての販売を想定している。

担当者によると、単通路機の飛行時間が長時間化していることから、フルフラットとなる座席の需要が増加している一方、短距離や昼行便では需要が小さく、2つの需要を満たせるとしている。これにより航空会社は収益を最大化でき、最大4〜5%程度の増加を見込んでいる。

Butterfly Flexible Seating Solutionsは香港に拠点を置き、イギリス・ベルファストで開発を行っている。