ロンドン地下鉄、160周年で特別車両を運行 ヒースロー空港乗り入れ

ロンドン地下鉄の開通160周年を記念し、特別車両を6月10日と11日に運行した。

特別車両は1938年製で、すべての電気機器が床下に設置された初の地下鉄車両。4両編成で、大規模な修繕を施したことから、現在も運行ができる。緑と赤のモケットシートや特徴的なアールデコの照明が特徴となっている。

今回のツアーでは、ピカデリー線のアクトンタウンやノースフィールズとヒースロー空港第4ターミナル間を1日4往復した。地下区間を運行することは珍しく、ヒースロー空港や沿線の駅にはカメラを持ったファンが集まった。

この他にも今年は、チャールズ国王の戴冠式に合わせて、ツアー形式で運行されている。