カナダの山火事、ニューヨークでも影響 航空便にも

ニューヨーク

カナダ東部で発生した山火事が、ニューヨークなどにも影響を与えている。

ニューヨークでは、ラガーディア空港で運航を停止したほか、ジョン・F・ケネディ国際空港とニューアーク・リバティー国際空港、フィラデルフィア国際空港などで、1,000便以上の発着便に影響が出た。この他にも、ボストンやワシントンなどでも影響が発生する可能性があるとしている。

アメリカ国立気象局は、ミシガン州とオハイオ州の人口が多い地域に、大気汚染に関する警報を発出した。幼児や高齢者、呼吸器系や循環器系に疾患がある人の屋外での活動はなるべく控えるよう求めている。

カナダのケベック州では、100件以上の山火事が相次いでおり、アメリカ北東部で大きな影響が出ている。ニューヨークではmロングアイランド、ニューヨーク市地下鉄、ロウアー・ハドソン・バレー、アッパー・ハドソン・バレー、アディロンダックス、東オンタリオ湖などに大気汚染勧告が出ている。

ユナイテッド航空では、6月8日と9日にニューヨーク/ニューアークやニューヨーク/ラガーディア、デトロイト、トロント、フィラデルフィアなどの発着便で、変更手数料を無料化している。