機内カートにドリンクメーカー、年内にも納入へ 廃棄物削減にも寄与

SkyTender Solutionsは、機内向けドリンクメーカー「SkyBar(スカイバー)」を年内にも航空会社に納入する計画だ。

コーヒーと紅茶、ホットチョコレートを提供できる「ONE」、コカ・コーラやファンタなどの炭酸飲料を提供できる「SPLASH」、ウォーターサーバーの「Aqua+」の2種類を用意している。

付帯収入の増加や顧客満足度の向上、過剰な搭載を防ぐことによりサプライチェーンの簡素化と最適化を可能にできるとした。「SPRASH」では最大70%の廃棄物を削減できるという。

いずれもタッチパネルを操作することで動作し、「ONE」は1杯6〜18秒、「SPLASH」は同8〜10秒程度で注ぐことができる。バッテリー容量は最大1,280杯相当まで対応できるという。

カート上部の機器は収納が可能で、従来のカート同様にギャレーに収納ができる。バッテリーとタンクを搭載しており、重量は50キロ弱。当局の認証を経て、年内にもサービスを開始する見通しだという。