ANA「ピカチュウジェットNH」お披露目 6月4日の羽田〜バンコク線でデビュー

全日本空輸(ANA)は、ボーイング787-9型機の特別塗装機「ピカチュウジェットNH」(機体記号:JA894A)を羽田空港の格納庫でお披露目した。

機体全体にさまざまなポケモンが空を飛ぶ様子が描かれており、左右両側にわたって巻き付くレックウザが象徴的なデザイン。左側にはリザードンやエモンガ、モクロー、右側にはラティオスやラティアス、トゲキッス、アーマーガアなどの姿を見ることができる。ピカチュウは風船を身につけた「そらとぶピカチュウ」の姿で、右側前方に描かれている。

機内では、専用デザインの座席のヘッドレストカバーやドリンク提供の紙コップ、カクテルナプキン、客室乗務員のエプロンを用意するほか、特別バージョンの機内BGMを流す。利用客には記念品として、木札とステッカー、搭乗証明書を配布する。

塗装作業はエバー航空とゼネラル・エレクトリック(GE)の合弁会社である台湾のEvergreen Aviation Technologies Corporation(EGAT)で、5月8日から24日までの16日間かけて実施。6月2日に桃園国際空港からフェリーフライトで羽田空港に到着した。

▲EGATで塗装作業中の「ピカチュウジェットNH」

6月4日から国際線定期便として就航予定で、初便は東京/羽田午前10時50分発バンコク行きのNH847便となる。10月28日までの夏ダイヤ期間中は、東京/羽田〜バンコク・シンガポール・ジャカルタ・マニラ・ホーチミンシティ・デリー・シドニー・バンクーバー・ホノルル線に投入するが、スケジュールは事前に告知しない。運航期間は5年間を予定している。

ANAは過去にポケットとのタイアップによる「ポケモンジェット」シリーズを2016年まで運航しており、ポケモンが描かれた飛行機を運航するのは約7年ぶりとなる。

特別塗装機の運航は、ポケモンが展開する航空・観光業界の支援プロジェクト「そらとぶピカチュウプロジェクト」にANAグループが参画したことによるもの。同プロジェクトによる「ピカチュウジェット」シリーズはこのほか、スカイマークの「ピカチュウジェットBC」(ボーイング737-800型機、機体記号:JA73AB)、「ピカチュウジェットBC2」(ボーイング737-800型機、機体記号:JA73NG)、チャイナエアラインの「ピカチュウジェットCI」(エアバスA321neo、機体記号:B-18101)、スクートの「ピカチュウジェットTR」(ボーイング787-9型機、機体記号:9V-OJJ)、ティーウェイ航空の「ピカチュウジェットTW」(ボーイング737-800型機、機体記号:HL8306)の5機が運航中で、「ピカチュウジェットNH」は6機目となる。