グローバル・エアラインズ、エアバスA380型機を購入 4機導入計画、日本就航計画も

グローバル・エアラインズは、エアバスA380型機を取得した。大西洋横断路線を2024年春にも開設する。

航空機の資産運用を手掛けるドーリック・アビエーションから、”8桁台”の非公開の価格で取得したとしており、日本円では数十から100億円台とみられる。投資家と親会社のホリデースワップからの支援のもと、リースではなく購入を選択した。エアバスの新造機の販売価格は、カタログ価格で500億円程度だった。

今後数か月で3機を追加取得する見通しで、機体のオーバーホールと改装を行う。ドーリック・アビエーションは、シンガポール航空にエアバスA380型機4機をリースしていたものの、満了後に返却されていた。これらを取得するものとみられる。座席数は471席を計画している。

グローバル・エアラインズは、著名旅行タレントで連続起業家のジェームス・アスキス氏が、2021年にイギリスで設立した新興航空会社。東京への就航計画もある。プロジェクトリーダーには、エミレーツ航空が1987年に最初に採用したパイロットの一人で、主任訓練教官として25年間勤務したパイロットを任命している。