JAL最後の777-200ER「JA703J」、羽田〜中部線に投入 6月中ほぼ毎日

日本航空(JAL)は、9月までに全機が退役する予定のボーイング777-200ER型機の最後の1機(機体記号:JA703J)を、東京/羽田〜名古屋/中部線に投入する。

対象便は東京/羽田を午後7時10分に出発し、名古屋/中部に午後8時10分に到着するJL209便と、名古屋/中部を午前7時50分に出発し、東京/羽田に午前8時50分に到着するJL200便。一部の日を除き、6月いっぱい投入される。除外日はJL209便が6月11日・18日、JL200便が6月1日・12日・19日。

なお、航空機の運航情報を提供するサービス「RadarBox」によると、5月20日・23日のJL209便、21日・24日のJL200便にもJA703が投入されていた。

JAL 777-200ER JA703J

機材はクラスJ26席、普通席286席の312席仕様。クラスJでは国際線時代にビジネスクラスだった、ヘリンボーン配列のフルフラットシート「JAL SKY SUITE III」がそのまま使用されている。最近まではJA701J、JA702J、JA703Jの3機が残っていたが、JA702Jは5月9日、JA701Jは16日に離日し、JA703Jが最後の1機となっている。

■ダイヤ
JL209 東京/羽田(19:10)〜名古屋/中部(20:10)/〜6月30日(11日・18日を除く)
JL200 名古屋/中部(07:50)〜東京/羽田(08:50)/〜7月1日(6月1日・12日・19日を除く)