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カンタス航空、フィンエアーのエアバスA330型機2機をリース導入
カンタス航空は、フィンエアーのエアバスA330-300型機をウェットリースで2機導入する。
需要の増加に対応したもので、追加能力を供給できるとしている。現在の国際線輸送能力はコロナ前の84%で、2024年3月までに完全に回復する見通し。増便分は国境再開後に採用した、2,400人のパイロットと客室乗務員によって運航する予定であるものの、年末までにさらに300人の追加が必要になるとしている。
フィンエアーのエアバスA330-300型機は、今年10月と2024年初頭にそれぞれ1機を導入する。リース期間は乗務員付きのウェットリースで2年、乗務員なしのドライリースで2年半となる。10月下旬からシドニー〜シンガポール線の一部の便から運航を開始し、2024年3月下旬からシドニー〜バンコク線の全便を運航する。
フィンエアーでは、カンタス航空との契約により、ロシア領空通過制限に伴う、余剰機材の最適化を図るものとしており、最適化を完了できるとしている。ウェットリース期間中、フィンエアーのパイロットは、ヘルシンキからシンガポールやバンコクへフィンエアー便を運航した後、両空港からシドニーへのカンタス航空便を運航することになる。客室乗務員はバンコクとシンガポール拠点のパートナーが担当する。