スカイマーク、ボーイング737 MAXの導入で収益拡大とコスト改善 737-10は210席仕様、幹線投入へ

スカイマークは、ボーイング737 MAXの導入状況について明らかにした。

ボーイング737-8型機は、リース契約済みの6機を2025年第1四半期から、確定2機を含む3機の購入分を2026年度から導入する。座席数は現在運航するボーイング737-800型機と同じ、177席となる。就航先拠点での発着枠増加に合わせて導入する。

ボーイング737-10型機は、確定2機を含む3機の購入分を2026年度から27年度にかけて導入する。座席数は210席で、ボーイング737-800型機より19%増加する。座席利用率がコロナ前に80%を超えていた、東京/羽田〜福岡線などの幹線に投入することで、需要の取り込みを図る。

両機材の燃料消費量は現有機と比べ、ボーイング737-8型機で約15%、ボーイング737-10型機で約19%削減できる。さらに部品の共通化により、整備費用の増加も抑制できる。

機材数は、2025年度には現在より4機増の33機体制とし、毎年5機から6機程度を導入しつつも、2027年度まで33機体制を維持する。新機材の導入とともにボーイング737-800型機の退役を進める。

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