ビーマン・バングラデシュ航空、東京/成田〜ダッカ線の運航再開へ

来日中のバングラデシュのシェイク・ハシナ首相は、4月26日に総理大臣官邸で岸田文雄首相と会談し、ビーマン・バングラデシュ航空による東京/成田〜ダッカ線の運航再開に向けた取り組みが進んでいることを歓迎した。

ビーマン・バングラデシュ航空は、 2020年6月に日本での販売総代理店の募集を実施しており、乗り入れが実現するとみられている。2019年の冬にも運航再開を見込んでいたものの、新型コロナウイルスの感染拡大などの影響で延期が続いている。

ビーマン・バングラデシュ航空は2006年まで、東京/成田〜ダッカ線を経由便として運航していた。2020年4月には、新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、帰国する現地在住者を輸送するため、チャーター便としてダッカ発東京/成田行きを運航している。

ハシナ首相は、ハズラット・シャージャラール国際空港第3ターミナルの建設への日本の支援に感謝するとともに、日本企業によるコンセッション事業が選定されたことを歓迎した。両首脳は、運航再開による二国間交流の拡大に期待を表明した。(写真:首相官邸ホームページ)