サウディア機、スーダンで銃撃受け損傷 乗員乗客は大使館に避難

サウディア

サウディアは、スーダンの首都のハルツーム国際空港で、出発準備中の機体が銃撃されたと発表した。

4月15日朝、リヤド行きのSV458便(エアバスA330-300型機、機体記号:HZ-AQ30)の出発準備中に銃撃を受けた。乗員乗客全員がサウジアラビア大使館に避難し、無事に到着したことが確認されたとしている。

ハルツーム国際空港は封鎖され、航空便は発着できていない。サウディアも乗員乗客の安全を確保するため、全便の運航を停止するとしている。乗員のためのホットラインも開設した。

スーダンでは、反政府組織によるクーデターが発生。サウディア機のほか、スカイアップ航空のボーイング737-800型機などが銃撃を受け、少なくとも3機が炎上しているとみられると報じられている。