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エールフランス・カーゴは、エジプトのファラオ・ラムセス2世の石棺を輸送した。
ラムセス2世は、紀元前1303年から同1213年の間生存し、紀元前1279年から同1213年まで、エジプト新王国第19王朝のファラオを務めていたと言われている。
パリのグランドハレ・ド・ラ・ヴィレットで、4月7日から9月6日まで開催される「A la rencontre du Petit Prince」展で一般公開されることに合わせて輸送されたもので、エールフランス航空のエアバスA350型機定期便で、カイロからパリへ輸送した。
ラムセス2世の石棺は、45年前に一度だけフランスで公開された以外、エジプトを離れていないという。この展示会は世界の主要都市で開かれるものの、石棺はフランスでのみ展示される。
エールフランス・カーゴは、美術品の輸送に強みを持ち、専門に担当するチームを有する。これまでにピカソの作品54点やティラノサウルス、「星の王子さま」の原画などを輸送している。