エア・インディア・エクスプレスとエアアジア・インディア、統合に向けてシステム移行

エア・インディア

エア・インディアは、傘下のエア・インディア・エクスプレスとエアアジア・インディアの格安航空会社(LCC)2社の統合に向け、単一の予約システムへ移行した。

3月27日に実施したもので、ウェブサイトを統一し、ソーシャルメディアやカスタマーサポートも共通化している。今後数ヶ月のうちに社内システムの統合も進める。両社は年内にも統合後、エア・インディア・エクスプレスにブランドを統一する見通し。

エア・インディア・エクスプレスは、2005年に就航したインド発の国際線LCC。現在はインドの19都市と海外14都市を結んでいる、保有機材はボーイング737-800型機26機で、週600便以上を運航している。エアアジア・インディアは、2014年に設立。エア・インディアの完全子会社となっている。

2022年1月にタタ・グループに復帰したエア・インディアは、シンガポール航空との合弁企業であるヴィスタラも、エア・インディアに統合すると発表している。