JAL「ダイヤモンド・プレミアラウンジ」で提供するおにぎりの包材、植物油原料のフィルムに変更

JALUXとカネカは、日本航空(JAL)の羽田空港「ダイヤモンド・プレミアラウンジ」で提供しているおにぎりの包材に、カネカ生分解性バイオポリマー「Green Planet」製の食品フィルムを採用した。

「Green Planet」は、カネカが開発した植物油を原料に微生物によって生産されるバイオマスポリマーで、土壌や海水中で二酸化炭素と水に分解されるという。海水中で生分解する認証「OK Biodegradable MARINE」も取得している。

食品の個包装に「Green Planet」製フィルムを用いるのは世界で初めて。開発にあたっては、おにぎりを製造する日本エアポートデリカとともに、安全性や耐久性を検証した。

両社はすでに、「Green Planet」を全国25空港に展開する空港売店「BLUE SKY」に導入している。