JR西日本、山陽新幹線の地震対策を全線に拡大

山陽新幹線

JR西日本は、山陽新幹線の地震対策を全線に拡大する。

全ての橋脚や高架橋柱と、優先度高い逸脱防止の対策を2027年度末までに完了する。また、鋼製橋脚や電車線柱、盛土の耐震補強と逸脱防止対策を全線に拡大する。今後30年以内の完了を目指しており、総工事費は約3,000億円を見込んでいる。

山陽新幹線ではすでに、高架橋柱の倒壊や橋りょうの落下を防止する対策を完了している。近年、大規模地震が複数発生していることを踏まえて、安全性向上のために対策強化を決めた。