JATA代表団、グアムを訪問 副知事らと意見交換

日本旅行業協会(JATA)の代表団が、2月4日から7日にかけてグアムを訪問し、ジョシュ・テノリオ副知事らと意見交換した。

新型コロナウイルスの感染拡大以来、初となる海外役員会を開催し、高橋広行会長ら役員が、ジョシュ・テノリオ副知事、小林敏明総領事と会談した。

JATAの高橋広行会長は「円安や旅行コストの上昇、各ディスティネーションの商品価格の高騰、安心・安全に対する日本人特有の慎重な姿勢など、まだまだ課題は多い。日本の海外旅行の回復スピードは当初の予想よりやや遅れていますが、グアムへの旅行者数が早期に回復するよう、我々JATAが日本の海外旅行市場の回復をリードし、グアム政府観光局や会員企業と協力して取り組んでいきます」とコメントした。

ジョシュ・テノリオ副知事は「日本からの来島者数をパンデミック以前の水準に回復させるために、グアムを優先させるという彼らの姿勢に安心感を覚えています。飛行機の増便や教育旅行の活性化につながるプログラムを強力に推進し、日本からグアムへの観光の大きなブームが来ることを期待しています」と強い意欲をみせた。