HACの「雪ミク」特別ラッピング機、1日遅れで丘珠到着

北海道エアシステム(HAC)は、「雪ミク」ラッピング機(ATR42-600型機、機体記号:JA12HC)を、当初の予定から1日遅れで丘珠空港に空輸した。

「雪ミク」は、クリプトン・フューチャー・メディアが展開するキャラクターで、2010年の「さっぽろ雪まつり」で真っ白の「初音ミク」の雪像を作ったことをきっかけに誕生した、北海道を応援するキャラクター。

「雪ミク」ラッピング機は、機体左側は後方の扉付近、右側は前方に雪ミクとラビット・ユキネが描かれている。HACが2023年に25周年を迎えることから、キャッチコピー「雪ミクといっしょに 北海道の空を飛ぼう おかげさまでHACは25周年」が左右後方に書かれている。

空輸便NTH4250便は、鹿児島を午前7時58分に出発し、同8時4分に離陸。丘珠に午前11時18分に着陸し、同23分に到着した。機体到着後の正午からは、丘珠空港の格納庫から、クリプトン・フューチャー・メディア公式YouTubeチャンネル「ピアプロTV」でお披露目会の生配信を実施した。初便は同日の札幌/丘珠発釧路行きJAL2865便を予定している。

「雪ミク」ラッピング機は、およそ1年間、HACが就航する道内各地などを結ぶ路線に投入するほか、2023年3月以降、丘珠空港発着の遊覧飛行を実施する。格納庫で機体との記念撮影も可能で、グッズの販売も行う。

2023年2月4日・5日にウイングベイ小樽で開催されるイベント「SNOW MIKU 2023」の衣装は、北海道の冬をイメージした空模様の衣装で、「北海道の空模様と飛行機」がテーマの描き下ろしイラストを使ったグッズも展開し、機内やイベントで販売する。また、2023年2月から、就航7空港をめぐるスタンプラリーを、スマホアプリ「初音ミク公式ナビ」を活用して展開する。イベントなどで使用する「北海道を旅する雪ミク」をイメージした楽曲も募集する。

詳細はこちら