マレーシア航空、エアバスA380型機6機を長期保管 フランス・タルブで

マレーシア航空(エアバスA380型機)

TARMAC Aerosaveは、マレーシア航空からエアバスA380型機全6機を受領したと発表した。

いずれも2012年から2013年にかけて導入し、1階前方に旧ファーストクラスの「ビジネス・スイート」を8席、2階前方と中央にビジネスクラス66席、1階後方と2階後方にエコノミークラス412席の計486席を配置している。当初はクアラルンプール〜ロンドン/ヒースロー線に投入していたものの、その後は日本路線にも投入しており、イスラム教の巡礼者向けの運航も計画していた。

2021年5月に退役の意向を示し、6月に売却のための入札を行うことを明らかにしていたものの、失敗に終わったとみられている。フランスのタルブで長期保管されるため、6週間かけて6機を移送した。