相鉄・東急直通線、来年3月18日開業 新横浜経由で新幹線の利便性も向上

相鉄新横浜線と東急新横浜線(相鉄・東急直通線)の開業日が2023年3月18日に決定した。

相鉄・東急直通線は、相鉄・JR線の羽沢横浜国大駅から新横浜駅を経由し、東急線の日吉駅までの10キロをつなぐ新たな路線。羽沢横浜国大〜新横浜駅間の4.2キロが相鉄新横浜線、新横浜〜日吉駅間の5.8キロが東急新横浜線となる。

東急線と直通運転する各線にも乗り入れ、7社局14路線が結ばれる。主要駅間の最短所要時間は、大和〜新横浜駅間が19分、湘南台〜新横浜駅間が23分、湘南台〜渋谷駅間が51分、新横浜〜自由が丘駅間が15分、新横浜〜渋谷駅間が25分などとなる。

平日ダイヤでは、上下計200本の直通列車を設定。相鉄本線からは、東急目黒線方面へ1日43本、東急東横線方面へ11本。相鉄いずみ野線からは、東急目黒線方面へ11本、東急東横線方面へ46本が直通する。東急目黒線からは、相鉄本線へ1日48本、相鉄いずみ野線へ6本。東急東横線からは、相鉄本線へ12本、相鉄いずみ野線へ34本が直通する。

東急線からさらに他社線に直通する列車の行き先と本数は、東横線から東京メトロ副都心線の新宿三丁目行き3本、池袋行き2本、和光市行き19本、東武東上線の志木行き3本、川越市行き7本、森林公園行き4本。東急目黒線からは東京メトロ南北線・埼玉スタジアム線の赤羽岩淵行き1本、浦和美園行き19本、都営三田線の高島平行き4本、西高島平行き26本となる。また、土日ダイヤでは上下計176本の直通列車が設定される。

直通する各路線から新横浜駅へのアクセス性が向上することで、東海道新幹線も利用しやすくなる。