JR西日本、大阪駅うめきたエリア開業に伴う運行体系を発表 関空特急「はるか」など乗り入れ

JR西日本は、2023年春の大阪駅うめきたエリアの開業に伴う、運行体系を発表した。

新大阪駅から大阪環状線に至る、東海道線支線の一部を移設・地下化することに伴い、大阪駅近接地のうめきたエリアに、大阪駅の一部として新たな地下ホームを設置する。これまで大阪駅に停車していなかった、関西国際空港に向かう特急「はるか」、和歌山方面に向かう特急「くろしお」が停車するほか、新大阪~久宝寺駅間で運転しているおおさか東線が乗り入れる。

特急を利用した場合、関空・紀州路快速と比べて、関西空港へは20分減の47分、和歌山へは33分減の57分に昼間時間帯の平均所要時間が減る。

また、着座通勤を促進する「すわっていこかキャンペーン」を、2023年3月中旬から4月28日までの平日に実施する。チケットレス予約サービス「e5489」で販売する「J-WESTチケットレス390」を、全区間一律390円に設定する。