エンブラエル、E195-E2を5機受注 非公開の発注元から

E195-E2

エンブラエルは、エンブラエル195-E2型機を5機受注したと発表した。

発注元は非公開で、2023年末までに4機を納入し、最後の機体は2024年初めにも納入を予定している。カタログ価格は3億8,940万米ドルで、第4四半期の受注残に追加する。

エンブラエル195-E2はリージョナルジェット機「E2」シリーズの最大タイプで、「E1」シリーズのエンブラエル195型機の次世代機にあたる。全長41.6メートル、全高10.8メートル、翼幅35.1メートルで、巡航速度はマッハ0.82、航続距離は4,815キロ。エンジンはプラット・アンド・ホイットニーのPW1900Gを搭載し、機体構造の最適化などにより「E1」シリーズ機に比べ、燃費が17.3%向上しているという。全体の構造部材はアルミニウム合金だが、フラップやエルロンには炭素繊維が使われている。