タイ政府観光庁、アメリカ人観光客へのPR強化 全米50社招いたメガファム

バンコク・カオサン通り(タイ政府観光庁オフィシャル)

タイ政府観光庁は、アメリカ人観光客誘致に向けたイニシアチブ「Feel Thailand」を開始した。

デルタ航空、大韓航空とともに取り組むもので、11月1日から9日まで、全米の旅行会社50社を招いたメガファムトリップを実施する。バンコク、チェンマイ、プーケットに滞在する。

タイ政府観光庁のユタサック・スパソーン総裁は、「冬を目前に控え、多くのアメリカ人は今こそタイの素晴らしさを再発見する絶好の機会だと感じています。タイが旅行者に完全に開放された今、私たちは、忘れられない休暇を演出するために、タイの新旧の魅力を紹介したいと思います」とコメントした。

2019年にタイを訪れたアメリカ人観光客は、110万人以上に及んだ。今年の外国人観光客数は、700万〜1,000万人程度を見込んでいる。アメリカ人観光客は、2006年以来となるドル高を背景に、宿泊や食事、レジャー、ショッピングが楽しめるとしている。

タイ政府観光庁では、デルタ航空と大韓航空と協力し、アメリカからタイへ向かう観光客のため、フライトの選択肢を増やしたい考え。全米17都市からソウル/仁川を経由し、バンコク、チェンマイ、プーケットへワンストップでアクセスできることをアピールする。