フィンエアー、羽田〜ヘルシンキ線開設 毎日運航、成田線は週2便で継続

フィンエアーは10月30日、東京/羽田〜ヘルシンキ線を開設した。エアバスA350-900型機で毎日1往復する。ヘルシンキ発の初便となったAY061便(機体記号:OH-LWH)は10月31日午後1時35分、羽田空港に到着し、就航を祝う放水アーチで迎えられた。羽田発の初便は31日午後9時55分に出発する。

当初は2020年3月に就航予定だったが、新型コロナウイルスの影響で延期していた。ロシア領空を回避したルートを飛行することから、所要時間は東京/羽田発、ヘルシンキ発ともに13時間30分となる。同路線には欧州路線での共同事業(JV)を展開する日本航空(JAL)が週5便を運航しており、双方でコードシェアを行う。

機材は客室を全面リニューアルしたエアバスA350-900型機で、ビジネスクラス、プレミアムエコノミークラス、エコノミークラスの3クラス仕様。ビジネスクラスは「1-2-1」アブレストで、シェルデザインの新型シートを採用。新たに設定したプレミアムエコノミークラスは「2-4-2」配列で、形状記憶フォームを採用したレッグレスト付きのシートを36インチ(96.5センチ)のシートピッチで配置している。

東京/羽田線の開設に伴い、これまで毎日運航していた東京/成田〜ヘルシンキ線は冬スケジュールから週2便に変更されている。

■ダイヤ

AY062 東京/羽田(21:55)〜ヘルシンキ(04:25+1)

AY061 ヘルシンキ(17:55)〜東京/羽田(14:25+1)