世界最高の航空会社にカタール航空、3回連続受賞 スカイトラックス発表

イギリスの航空格付け会社、スカイトラックスは現地時間9月23日、「ワールド・エアライン・アワード2022」を、ロンドン市内のホテルで発表した。

新型コロナウイルスの影響により、授賞式が開かれたのは、2019年のパリ・エアショー以来。2020年は発表を見合わせ、2021年は発表は行ったものの、授賞式は開かれなかった。最優秀航空会社に贈られる「エアライン・オブ・ザ・イヤー」は、昨年に引き続いて、3回連続でカタール航空が受賞した。

2位以下はシンガポール航空、エミレーツ航空、全日本空輸(ANA)、カンタス航空、日本航空(JAL)、ターキッシュ・エアラインズ、エールフランス航空、大韓航空、スイス・インターナショナル・エアラインズの順となった。

昨年と比べると、エミレーツ航空が1つ順位を上げて3位となった。日本の航空会社は、ANAが3位から4位、JALが5位から6位にそれぞれ1つ順位を落とした。ターキッシュ・エアラインズ、大韓航空、スイス・インターナショナル・エアラインズがトップ10にランクインしたものの、キャセイパシフィック航空、エバー航空、海南航空が圏外となった。

また、客室の清潔さを評価する「ワールド・ベスト・エアライン・キャビン・クリンリネス」、空港サービスを評価する「ワールド・ベスト・エアポートサービシーズ」、アジア最高のスタッフを表彰する「ベストエアラインスタッフ・イン・アジア」の3つの部門で、ANAがトップとなった。

■ワールド・エアライン・アワード2022(括弧内は昨年の順位)
1位:カタール航空
2位:シンガポール航空
3位:エミレーツ航空
4位:全日本空輸(ANA)
5位:カンタス航空
6位:日本航空(JAL)
7位:ターキッシュ・エアラインズ
8位:エールフランス航空
9位:大韓航空
10位:スイス・インターナショナル・エアラインズ