フジビジネスジェット、ビジネスジェット事業に本格参入

フジビジネスジェットは、ビジネスジェット事業に本格参入した。

9月8日に、ダッソー製のビジネスジェット機、FALCON2000LXS(機体記号:JA16AC)の国内航空運送事業認可を、日本国籍機では初めて取得した。航続距離は7,410キロで、日本からシンガポールやアンカレッジまでノンストップで運航することができる。最大10名まで搭乗ができる。当初は国内で運航し、今後国際航空運送事業認可を取得し、2023年1月下旬ごろから東南アジアをはじめとした国際線の運航を予定している。

フジビジネスジェットは、鈴与グループの企業。テキストロン・アビエーション製CJ2を2機保有し、ビジネスジェット事業を行っていた。コロナ禍で富裕層をはじめとしたビジネスジェットの需要が高まっていることから、事業を強化する。2021年末に導入した、テキストロン・アビエーション製CJ4も認可の取得に向けて準備を進める。