エイチ・アイ・エス、2022年10月第3四半期決算 332億6,300万円の最終赤字

エイチ・アイ・エス(HIS)

エイチ・アイ・エス(HIS)は、2022年10月期第3四半期決算を発表した。純損益は332億6,300万円の最終赤字だった。

売上高は999億4,000万円、営業損失は391億4,200万円だった。1株あたりの四半期純損失は453.92円となった。自己資本比率は5.4%に低下した。

旅行事業、テーマパーク事業、ホテル事業、九州産交グループ、エネルギー事業の全てのセグメントで営業損失を計上した。保有する不動産の売却益や助成金収入として124億5,900万円の特別利益、関係会社の株式売却損などで50億3,700万円の特別損失を計上した。

5月から、ハワイを皮切りに自社主催の海外ツアーを再開しており、7月末時点で37か国・地域に拡大している。日本では1日あたりの入国者数上限が大幅に抑えられていることや、供給座席数の制限があることから、本格的な回復には至っていない。国内ツアーは県民割やブロック割によって、マイクロツーリズムによる需要の高まりがみられた。また、プレミアム商品券事業や無料PCR検査補助事業、マイナンバーカード・マイナポイント関連事業なども受託した。

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