ノースアトランティック航空、需要に応じて運航計画調整へ

2022年9月13日

ノースアトランティック航空は、冬期は需要に応じて運航計画を調整する。

欧米でのインフレ、燃料価格の高止まり、新型コロナウイルス感染拡大後の旅行需要の減少を背景として、世界の航空業界は今後数か月、厳しい状況が続くとみられるとしており、冬期の運航スケジュールは縮小を含め、全路線を継続的に評価する。

8月には、ベルリン、ロンドン/ガトウィック、ロサンゼルス発着の路線を開設し、運航率は100％を記録した。搭乗率は69％で前月より低下したものの、新路線を開設した影響であるとした。6月の運航開始からの搭乗率は75％を記録している。

柔軟なリース条件で契約を締結していることや、小さな組織であることによる利点を享受しているほか、貨物需要も好調に推移しているという。